この記事で解決できるお悩み
- 暗号資産のステーキングに興味はあるけど、やり方がわからない
- ICPをなるべく増やすには?
- 8year gangsって何?
こういったことで悩んでいませんか?
実は、この記事で紹介する『NNSロック』を手順どおりにすると、誰でも簡単に$ICPのステーキングを始めることができます。
そもそもICPって何?というかたは、まずはこちらの記事をどうぞ。
NNSロックしたら、どれくらい報酬がもらえるのか気になるかたは、こちらの記事をどうぞ。
実は私も最近8YearGangデビューしたのですが、既に$ICPを持っている場合であれば、10分程度で完了します。
この記事では、NNSロックの概要と、具体的なステーキング手順をたっぷりの画像付きでご紹介します。
記事を読み終えると、NNSロックの仕方で悩むことはなくなります。
早速ですが、NNSロックの方法は大きくわけて以下の4ステップ▼
ステップ
- 事前準備
- NNSサイトでロックする
- NNSで投票する
- 報酬を受け取る
それでは順に説明していきます。
NNSとは?
インターネットコンピュータ(ICP)は、多くの独立したマシンによって実行される分散型システムです。
そしてこのICPをガバナンスシステムによって管理しているものがNetwork Nervous System (NNS)です。
そして、NNSで$ICPをロック(ステーキング)することで、ガバナンスに参加することができ、その見返りとして報酬を得ることができます。
ロック期間は、最大で8年間であり、8年ロックしているは、8YearGangと呼ばれているのです。
用語解説
NNSロックを始めるにあたり、専門用語がたくさんでてくるので、最初に用語を確認しておきましょう。
NNSで出てくるワードは以下のとおりです。
Neuron(ニューロン)
ガバナンスに参加するアカウントのようなもの。
一つのwallet内でニューロンを複数作成することが可能。
Voting Power(投票力)
投票に参加した各ニューロンの投票力に比例して報酬が分配される。
投票力 = ロック中のICP × 残存アンロック期間ボーナス × 経過期間ボーナス
Spawn(生成)
ステーキング報酬のICPで新規ニューロンを生成する。例えば100ICPをステーキングして成熟度が10%の時にSpawnした場合、10ICPの新規ニューロンが生成される。このニューロンはアンロック期間が7日に設定されている。
Maturity(成熟度)
ニューロンの成熟度。投票力に応じて報酬が各アカウントに分配されるが、その報酬が成熟度という形で表示される。報酬総額が1ICPに達した時点で“Spawn Neuron”のコマンドを選択可能。
Age(経過期間)
ニューロンが作成されてから経過した期間。Ageに応じて投票ボーナスが付与される。最大値は4年で投票力が1.25倍。アンロックを開始するとAgeはゼロにリセットされ、アンロック中はゼロの状態を維持する。
既存のニューロンに対してICPを新規追加した場合、Ageは追加数量に応じてリバランスされる。
Dissolve Delay(アンロック期間)
アンロック開始から完了までの期間。6か月〜8年の間で設定可能で、期間に応じて投票力にボーナスが付与される。ボーナスの最大値は8年で投票力は2倍。アンロックを開始すると残存期間がゼロに向かって進行するため、投票力が日々減少する。そして報酬は減少し続け、残存アンロック期間が6ヶ月未満になると投票不能となり報酬は獲得できなくなる。
Cycles(サイクル)
Canisters(キャニスター)の機能を使うため、ICPを変換して得られるリソース(プログラムを実行させるために必要な資源)になる。スマートコントラクトや分散型のWEBサービスを構築するたびに消費される。
Canisters(キャニスター)
キャニスターはICスマートコントラクトで、分散型WEBアプリケーションやサービスプログラムを実行や状態を管理するための機関。
プログラムの実行・管理には、ICPトークンをcycle(サイクル)に変換して、手数料を支払う必要がある。
ステーキング報酬のシュミレーション
じゃあ8年もロックして、どれだけのリターンがあるの??
って、気になりますよね。
基本的にステーキング報酬は、ロック期間が長ければ長いほど高まります。
ただし、報酬の計算パラメータはそれだけではないため、報酬のシミュレーションサイトで計算すると目安の報酬額が確認できます。
▼シミュレーションサイトはこちら▼
あくまでも目安ですが、100ICPを8年ロックすると、8年後までもらえる報酬は総額で115ICPという計算です。
ちなみに、100ICPを4年ロックすると、4年後までにもらえる報酬の総額は48ICPです。
ロック期間の長さは6ヶ月〜8年で自由に設定できます。
ロックする期間は、あなたのリスク許容度で判断してみてくださいね。
NNSロックの始め(4ステップ)
それでは実際にNNSロックを行っていきましょう。
STEP1 事前準備
1)$ICPを購入しよう
NNSでロック(ステーキング)できる通貨は、$ICPのみです。
そこで、まずは$ICPを準備します。
残念ながら$ICPは国内取引所にはまだ上場していません…
海外取引所で購入しましょう。
$ICPの購入方法を詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
【ICPとは?】暗号資産インターネットコンピューターを分かり易く解説。購入方法も紹介(初心者向け)
2)Internet Identityアカウントを作成しよう
NNSロックを始めるには、必ずInternet Identityというアカウントが必要です。
もちろん無料で作成可能。
イメージ的にはGoogleアカウントのようなものです。
Internet Identityの概要や、アカウント作成方法はこちらの記事で詳しく解説していますので、こちらをどうぞ。
【ICP】Internet Identityとは?その概要と、アカウント作成方法を紹介
STEP2 NNSで$ICPをロックする
まずは、NNSのサイトへアクセスしましょう
▶︎ NNS
そこで先ほどアカウント作成したInternet Identityでログインします。
ログインしたらNNSのアドレスへ$ICPを送金しましょう。
アドレスは「My Tokens」タブで確認できます。
ここに表示されているアドレス宛に、$ICPを送金します。
NNSのウォレットに$ICPは入った状態になりましたか??
それでは、早速ロックしていきましょう。
さきほどのNNSサイトにログインした状態で、「My Neurons Staking」タブを開き
「Stake Neurons」をクリック
ステーキングするアカウントを選びます。
(アカウントは複数作成できますが、最初はMainの一つしかありません)
次にロックする$ICPの数量を入力します。(手数料として0.0001ICPがかかります)
入力したら「Create」をクリック
次はロック期間を設定します。
6ヶ月〜8年で設定できますが、6ヶ月でロックしてもほとんど報酬はありません。
最低でも1年以上のロックがよいでしょうが、あなたのリスク許容度などで自由に設定してくださいね。
ロック期間を設定したら、「Set Delay」をクリック
ロックするICPの数量とロック期間の確認画面になります。
内容に間違いなければ、「Confirm and Set Delay」をクリック
これでロックは完了です!
ちなみに、ロックすると、ロック解除の手続きをしないとずーーーっとロックされたままです。
1年ロックであっても、ロック解除をしておかないと、8年でも20年経っても引き出せません。
ロック解除するつもりの人は、ロックしたらすぐ解除手続きしておきましょう。
■ロックの解除方法
解除方法はとても簡単です。
「My Neurons Staking」タブで先ほどロックしたNeuronsをクリックします。
詳細ページに移りますので、そこで「Start Dissolving」をクリックして「Comfirm」。
これでロック解除は完了です。
次は自動投票を設定していきましょう。
STEP3 NNSで投票しよう
NNSで$ICPロックしただけでは、報酬は得られません。
ロックすることでNNSでの投票権がもらえますので、投票を行います。
ただ、投票するといっても、内容は専門的なことばかりですし、毎日議案が上がっているので、
投票は自動で行うように設定しておくことがおすすめです。
自動で投票するには、団体をフォローすることで可能になります。
それでは設定していきます。
ロックしているニューロンの詳細ページを開きます。
下にスクロールしていくと、「Following」という項目があるので、
「Follow Neurons」をクリック
以下画像のとおり、この2項目において団体をフォローしておけば、大丈夫です。
これで自動投票の設定も完了です。
フォローした団体や項目は後から、いつでも変更可能ですのでご安心ください。
STEP4 報酬を受け取ろう
最後に報酬を受け取っていきます。
報酬は総額が1ICP以上になると受け取り可能になります。
報酬額は、ニューロン詳細ページのMaturityの部分で確認できます。
■報酬受け取り方法
受け取り方法は簡単です。
「My Neurons Staking」タブを開き、ロックしているNeuronsをクリックします。
詳細ページ内の「Spawn Neurons」をクリック
受け取る数量(割合)を設定し、「Spawn」をクリック
その後「Spawn」したICPは7日間ロックされます。
ロックの残日数は「My Neurons Staking」タブ内で確認できます。
7日後以降は、My Neurons Stakingタブで、以下のように「Unlocked」状態で表示されます。
詳細ページを開くと、以下のとおり。
このICPをウォレットに移動するには、「Disburse」をクリックします。
Stoicなどのウォレットアドレスを上段に入力して、「Continue」。
NNSのウォレットに移す場合は、
送る先のアカウントをクリック。
内容を確認したら、「Confirm and Send」をクリック。
これで、報酬の受け取りが完了しました。
お疲れ様でした。
まとめ
今回はNNSロックの方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
NNSロックの方法は以下の4ステップ
ステップ
- 事前準備
- NNSサイトでロックする
- NNSで投票する
- 報酬を受け取る
ICPは今後、社会に普及していく技術がつまっており、個人的にはすごく期待しています。(NFA)
また、NNSのリアルな報酬額について、こちらのブログで公開されていますので、興味があるかたはどうぞ。
また、ICPを購入したことがない方は、BYbitが日本語対応しているのでオススメです。
Lilyblogのこちらの記事がわかりやすいので、こちらからどうぞ。
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それではまた〜。