この記事で解決できるお悩み
- インターネットコンピュータって何?
- 上場時の価格から-99%って草コイン?
- ICPってよく聞くけど何なの?
こういったことでお悩みではないですか?
今回はICP(インターネットコンピュータ)の概要について紹介します。
限りなく網羅的にまとめましたので、
これからICPへの投資を検討している人や
暗号資産の初心者の人は是非ご覧ください。
この記事でわかること
- ICPの概要
- ICPの将来性
- ICPの価格推移
- ICPの最近の動向
- ICPを購入する方法
あわせて読みたい
ICP(インターネットコンピューター)の概要
ICP(インターネットコンピューター)とは?
インターネットコンピューター(ICP)は
DFINITY財団により開発され、
世界中のデータセンターを使った分散型の
インターネットコンピュータを作っているプロジェクトです。
ウェブサイトやオンラインサービスを構築する際
Amazonの「AWS」のようなクラウドサービスを基盤にして、
コスト削減や効率性向上を実現することが可能です。
しかしながら、Amazonのような中央管理者がいることには、
仕組みや運営がシンプルである点などメリットもあるものの、
システム障害が発生し、銀行等のアプリが使えなくなど、
広範囲なサービスに影響が出るなどのデメリットもあります。
こういった中央集権的なリスクをなくすために、
ブロックチェーンを活用した分散型ネットワークを構築しようとしています。
基本情報
$ICPは、2021年5月11日アメリカの大手大手暗号資産取引所
コインベースで上場しました。
上場時には、わずか2日間で暗号資産の
時価総額ランキングでトップ10入りを果たし、話題となりました。
しかしながら、上場1ヶ月後の6月10日には7,000円まで下がってしまい、
現在でも価格は下降している状況です。
https://jp.tradingview.com/BINANCE
通貨名 | インターネットコンピュータ |
シンボル | ICP |
価格(2022年2月10日時点) | ¥2,671- |
時価総額 | 約5,337億円 |
時価総額ランキング | 37位 |
取扱取引所 | BINANCE、BYBIT(国内取引所では取扱いなし) |
ICP(インターネットコンピューター)の運営団体DINFINTY財団とは?
DFINITY財団は、スイスのチューリッヒに拠点を置く非営利団体であり、
2016年10月にDominic Williams氏により設立されました。
大きなミッションとして、従来のインターネットを強力で
安全なソフトウェアを保有する
コンピューターのように再構築することを掲げています。
スイスのほかに、サンフランシスコ、チューリッヒでも研究センターを運営しています。
ICP(インターネットコンピューター)の将来性
ICPの将来性はあるのでしょうか。
ICPの特徴をもとに検討しましょう。
高速なスマートコントラクトの実現
従来のスマートコントラクトは、
データ処理量が多いと速度が落ちたり手数料が高騰する
「スケーラビリティ問題」があります。
一方、ICPは高速スマートコントラクトを搭載し、
ネットで検索するのと同じくらいのスピード感で
スマートコントラクトを実行できます。
スマートコントラクトとは自動契約を意味します。
ICPを利用すれば、ウェブ上でサービスを始めるにも
ICP上に情報をアップロードするだけで完結。
わざわざサーバーをレンタルしたりする必要がありません。
分散型ネットワーク
ICPは、プロジェクトの今後の運用方針について、
トークン(通貨)保有者が投票することによって意思決定します。
世界中のユーザーによる、民主的な方法で運用されています。
「インターネット・コンピューターをビットコインネットワークに接続する」
ことについても、コミュニティ投票により決定されています。
https://www.neweconomy.jp/posts/
ICP上のネットワークを利用し、NFT、DeFi、dAppsなど
様々なジャンルのサービスが開発できます。
ICPプラットフォーム上に、
様々なサービスが次々に生まれ、拡大しています。
民主的な運用の下、自律的に成長するメカニズムが組み込まれています。
プログラミング言語「Motoko」を提供している
Dfinityのネットワークにおける開発では、
主に「Motoko」というプログラミング言語が使用されています。
このMotokoは、スマートコントラクト用の新しいプログラミング言語です。
インターネットコンピュータのプログラミングモデルを
シームレスにサポートするように設計されており、
ブロックチェーンの独自の機能を簡単に利用できるようになります。
ソフトウェア開発キット(SDK)と合わせ、
幅広い開発者が容易に、
信頼性が高くて維持可能なシステムや
インターネットサービスを構築できるように設計されました。
Motoko Playgroundというものもあり、
開発者がインターネットコンピュータブロックチェーンの
母国語であるMotokoを学習するためのIDEです。
モトコ、もっとこ!
IC(インターネットコンピューター)上のサービスは増えてきている
インターネットコンピュータのブロックチェーンは
最近立ち上げられたばかりですが、
開発者と起業家の活動が爆発的に増えており、
新しいdappとサービスも増えてきています。
例をあげていくと
DSCVR・・・IC版のReddit(42,000ユーザー)
活動するとたまる「数字」は、いずれFTとして取引できるようになります。
また、Difinityの公式キャラクターのNFTである
「Motoko Day Drop」は、DSCVRユーザーに一部がエアドロップされています。
DISTRIKT・・・IC版のTwitter(19,000ユーザー)
IC上のTwitterっぽいSNSアプリです。
エアドロップが実施されると明言されています。
OPENCHAT・・・IC版のTelegram(80,000ユーザー)
IC上のチャットアプリです。
使用感はTelegramや, LINEのオープンチャットに似ています。
Sonic・・・IC上初の分散型取引所(DEX)
IC上の初の分散型取引所(DEX)です。
現在のところSonicでは、ICPとWrapped ICP(WICP)、
スマートコントラクトのトランザクションに利用される
Cycles Token(XTC)をサポートしています。
ICPの価格の推移
$ICPは2021年5月11日に上場して以来、これまでの価格推移はどうなっているのでしょうか。
上場後2日で暗号資産時価総額ランキングTOP10入り
冒頭でもお伝えしたとおり、$ICP の上場時には、
わずか2日間で暗号資産の時価総額ランキングで
トップ10入りを果たし、話題となりました。
しかしながら、現在まで、価格は下降を継続中です。
ICPの今後の価格予想は?
2022年2月14日現在では、20ドル付近を漂っていますが、今後はどうなるのでしょうか。
Dfinityがおこなっている取り組みはとても素晴らしいことだと私個人は感じています。
しかしながらトークン設計のミスも以下のとおり指摘されています。。
しばらくは低迷が続く可能性はありますが、
2〜5年程度の長期でみれば、必ず成長するポテンシャルはあると信じています(NFA)
ですので、私はICPに投資を行っています。
ただ、購入した$ICPはすぐNFTに変わっていっていますが。
ICPの最近の動向
BTCとの統合
昨年の9月にビットコインとの統合を発表し、
2022年の2月には開発者向けのプレビューが開始されました。
最近では、クロスチェーン Bridge の Wormhole が
370 億円のハッキング被害にあったりと、
クロスチェーンの危険性が問題視されています。
また、Vitalik氏もクロスチェーンBridgeを問題視するツイートをしています。
ここで、インターネットコンピュータとビットコインネットワークが統合(マルチチェーンBridge)ができると
インターネットコンピュータのスマートコントラクトでビットコインの送金をコントロールできるようになります。
インターネットコンピューターとビットコインの統合についてのこちらの記事がすごくわかりやすく解説していますので、
もっと詳しく知りたい方はどうぞ。
https://hide.ac/articles/u41it9MrD
ICPを購入する方法
海外取引所でしか購入できない
残念ながら$ICPは、国内取引所では取り扱われていません。
そのため海外取引所で購入するほかありません。
私は、
国内取引所で$XRPを購入→海外取引所に$XRPを送金→海外取引所で$ICP購入
という流れで購入しています。
海外取引所でも、クレジットカードを使用すれば購入できますが、手数料がとても高いので、上記の流れに沿って購入しています。
海外取引所であれば、BINANCE、BYBITが日本語対応しているためオススメです。
まだ暗号資産取引所の口座を持っていない方へ
ICP(インターネットコンピュータ)のNFTが気になるかたへ
ICPのNFTは、2021年9月にNFTマーケットプレイスである
Entrepotが開いたばかりで、まだまだ時価総額が低いものばかりですが、
将来性を感じるものが多くあります。
「BTCFlower」というNFTがセールから
2週間で約20倍以上の価格に高騰しています。
さいごに
今回はインターネットコンピュータの概要について、ご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
Web2とWeb3の架け橋になるのではと、個人的に思っていますがまだまだ時間はかかりそうですね。
今後もインターネットコンピュータに関する情報を、発信していきますので一緒に楽しみましょう。
では、また!